ライン上での美しいトリック
みなさま
こんにちは。ANSCO9です。
若者がスポーツ界を盛り上げる中、パフォーマンス要素の高いスポーツをご紹介します。
昔からある「綱渡り」がカタチを変えて大流行しています。
スラックライン
綱渡りから派生したスポーツ
スラックラインとは、ベルト状のラインの上で技を繰り広げるスポーツです。
Photo Credit : www.gibbon.co.jp
ラインの太さは2.5〜5cmと細く、そのベルトにテンションを張りその上でトリックを行います。
起源は定かではなく、古代中国や韓国又ローマ帝国時代に行われていたという記述もあります。
フリースタイルの位置付けに入りますが、フリースタイルとしてスラックラインが流行したのは2007年、ドイツシュツットガルトにある Gibbon社の創始者のロバート・ケイディングが流行らせました。
彼が5cm幅のラインで、簡単に設置するためのラチェットコンセプトを開発し、 街中で 遊べるようにしたことで、一気にヨーロッパ中に広がりました。
Photo Credit : www.gooutcamp.jp
ご覧の通り、木にベルトを張るなどして行うスポーツですので、 木のある公園などで練習している風景をたまに見ます。
スタイル
明確なレギュレーションがないものの、大きく4つのスタイルに分類できます。
Photo Credit : www.heywild.com
・トリックライン
現在スラックラインのもっともオーソドックスなスタイルで、ジャンプや宙返りなどライン上で繰り広げます。
Photo Credit : slackline.jp
・ロングライン
従来の綱渡りと同じで、ラインの歩いた距離を競うスタイルです。
Photo Credit : slackline.jp
・ハイライン
地上高を競うスタイルで、崖や山頂など過酷なところで行う場合が多いです。
Photo Credit : www.gooutcamp.jp
・ウォーターライン
川などの水の上で行うスタイルです。
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・ロデオライン
ベルトのテンションをあえて張らずに乗るスタイルです。張ってないのでベルトに乗るのが難しくなります。
不安定な場所でキメる技
先ほどご紹介したスタイルの中で、もっともオーソドックスなトリックラインでは様々なトリックがあり、ただの綱渡りとは思えません。
スラックラインのトリック動画がございますのでご覧ください。
技の種類は豊富ですが、初心者はこのベルトに立つことすら難しく、
少しコツをつかめばバランスを保つことができますが、並大抵の人が真似できる技ではありません。
正式スポーツとして
Photo Credit : www.youtube.com
スポーツ競技として世に広めるため、日本スラックライン連盟が設立されました。
主に大会での審査などを行い、技の難易度、コンビネーション、創造性を中心にジャッジを行いますが、
大前提魅せるスポーツとして、 観客へのアピールも審査の対象としてジャッジしています。
PICK UP
GIBBON
Photo Credit : kamoyoko.jugem.jp
GIBBON-ギボン-とはスラックラインのブランドのようなものです。
もちろんギボン製のスラックライン用ベルトなど、 用品も数多く存在しますが、
そのほかにもスクール、大会、イベントなど幅広くスラックラインに精通しています。
毎年ギボン主催で行われる日本オープンスラックライン選手権大会は多くの選手が参加しています。
他にも楽しいイベントを多く開催してるので、興味のある方は参加してみてください。
若者の与える影響
今回ご紹介したスラックラインもそうですが、新しいスポーツはまだまだ存在しています。
スラックラインを始め、若者の支持は世界に大きな影響を与え、今度のオリンピックなどにも影響していきます。
ニュージャンルのスポーツを始めるのも色々な発見ができ、楽しいかもしれません。
それでは
ANSCO9 DAISUKE
参考画像 : http://greenroomcamp.com/activity/2042/