ヒューマンビートボックス

みなさま

こんにちは。ANSCO9です。

 
すでに知っている方も多いと思いますが、日本ではボイパの愛称で親しまれてる、「HBB」ヒューマンビートボックスについて紹介させていただきます。


ヒューマンビートボックスとは

ヒューマンビートボックスとは、鼻や口から発音し音楽を奏でる、 楽器を使わずしてリズムを刻むテクニックです。

ヒューマンビートボックスはドラムをはじめ、ベース音、スクラッチ音など様々な音を織り込んで、 音楽として表現します。

よくテレビなど、多くの場所で耳にする、「ボイパ」とは少し違います。

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Photo Credit : leafkyoto.net

 

ボイスパーカッションとの違い

ボイスパーカッションとヒューマンビートボックスの違いは、実は、はっきりとした定義がある訳ではありません。

ボイスパーカッションは主にドラム音などの打楽器音だけを表現するもので、 アカペラなど楽器を使用しない時に、ボイスパーカッションは使用されます。

諸説あるものの、ヒューマンビートボックスの中にボイスパーカッションは分類されているのです。  

 

ヒューマンビートボックスの始まり

そんなヒューマンビートボックスですが、始まりはHip Hop文化の始まりとさほど変わりません。

前回ご紹介させていただいた、ストリートから生まれた音楽“HIP HOP” でもあるとおり、 ヒップホップ文化は音楽から来ています。  

 

そんな中、貧困層の人たちはドラムやターンテーブルなどは買えませんでした。

そこで、口真似でドラム音などを出し、それにラップをあわせていたのが始まりと言われています。  

 

世に広めたDoug E. Fresh

ダギーフレッシュという方はアメリカの歌手で、 当時初めてヒューマンビートボックスを取り入れた曲を発表した人です。

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Photo Credit : wlib.com  

 

初めてヒューマンビートボックスが使用された楽曲は「La Di Da Di」という曲です。

1985年に発表された曲ですが、現代でも衰えない技術には魅力を感じます。

 

 

Slick Rick & Doug E. Fresh – La Di Da Di

 

ヒューマンビートボックスはこうして世界に広まっていきました。

 

日本ヒューマンビートボックス協会

日本を代表するビートボクサー : TATSUYA

日本にはヒューマンビートボックス界の発展と拡大のために、 「JBA」日本ヒューマンビートボックス協会というものがあります。

こちらの協会で理事を務めるのは、日本のヒューマンビートボクサーのTATSUYAさんです。

TATSUYA

Photo Credit : k-dancestudio.com

 

TATSUYAさんは現在も現役で活動し、前回紹介させていただいたNexT TYOにも出演していました。

またこのJBAは日本一を決める公式大会のJAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIP主催しています。

 

 

 

11月8日に決勝戦が行われますので、 興味ある方は是非参加してみてください。


PICK UP

TEDx : Tom Thum

ストリートパフォーマーからは少しそれますが、ヒューマンビートボックスの技の数々を紹介している動画があるのでご紹介します。

 

TEDxとは世界規模で行われている、学術、エンターテイメント、デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。

Tom ThumさんもTEDxにてヒューマンビートボックスのプレゼンテーションを行いました。

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Photo Credit : youtube.com

 

・Tom Thum

オーストラリアで活躍するヒューマンビートボクサー

 

今回のTEDxはシドニーで開催されました。

その様子はこちらから。

いかがでしたか。

人間の出せる音とは思えない、音の数々がヒューマンビートボクサーからは出てきます。
 

世界が日本を注目している

ヒューマンビートボックスは日本で大きく拡大して来ています。

世界と戦う技術が日本にはあるのはとても誇らしい事だと思います。

 

今後のヒューマンビートボックス業界に注目です。

 

それでは。

 

ANSCO9 DAISUKE

 

参考画像 : http://matome.naver.jp/odai/2138778661901315301



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