世界が恐れる日本の強さ

みなさま

 

こんにちは。ANSCO9です。

 

小学校、中学校と日本の学校では縄跳びは一般的な遊び、運動だと思います。

そんな縄跳びを究極的に極めた競技、ダブルダッチをみなさまはご存知でしょうか。

そんなダブルダッチで日本人は世界的にも注目されています。

今回はダブルダッチについてご紹介したいと思います。


ダブルダッチとは

2本のロープからなる競技

子供の頃、みなさまは大縄跳びをしたことがあると思います。

ダブルダッチは大縄跳びのロープを2本使用し、3人以上で行うスポーツです。

ロープを飛ぶ人をジャンパー、ロープを回す人をターナーと言い、技を交えてロープを飛ぶ競技になります。

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Photo Credit : streets-united.com

 

ダブルダッチの発祥

ダブルダッチの発祥は300年以上も前、現在のニューヨークで生まれました。

当時のニューヨークはニューアムステルダムと言い、当時入植したオランダ人によって持ち込まれた縄跳びです。

イギリス人が縄跳びをする、そのおかしな光景をみてを見て「ダブルダッチ」と俗語で呼んでいました。

それがそのまま競技名になった訳です。

Photo Credit : www.ropeskippingsingapore.com

 

爆発的な流行にはならなかった

当時のアメリカではオランダ人の持ち込んだその「ダブルダッチ」は狭い路地など2本のロープさえあればどこでもできる遊びだったので、すぐさま子供達の中で広まりました。

 

ですが、1950年頃アメリカでは交通や遊びが急激に発達し、世間からはダブルダッチの存在は忘れられていきました。

Photo Credit : nypost.com

1973年、ダブルダッチのブームはすでに無くなっていたある時、二人のニューヨーク市警の警官が道で女の子達がダブルダッチをして遊んでいました。

それをみた警官がそこからヒントを得て、スラム街の当時多発していた若者の非行を止めるためにルールをつけてダブルダッチを持ち込みました。

その普及活動が始まった1年後の1974年、初めてダブルダッチの大会を行いました。これがきっかけとなり、世界へ広まり、現在の人気につながります。

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Photo Credit : www.geh.org

 

主な競技種目

ダブルダッチの主な競技種目は以下の通りです。

 

・規定演技

決められた時間内で定められた演技を行います。

・スピード競技

2分間の間にいかに多く飛ぶことができるかを競う競技です。

・フリースタイル

1分間で自由に演技をしてオリジナルの技を競う競技です。

・フュージョン

フリースタイルに音楽をのせ、3分以内に自由に演技をする競技です。

 

基本的には2人のターナーと1人のジャンパーの「シングル」と2人のターナーと2人のジャンパーの「ダブルス」に別れ競技します。

 

世界が誇る日本のチーム

先ほど少し触れましたが、日本のチームは過去世界大会で1位から3位を日本のチームで独占するほど強く、優勝候補がたくさんいます。

そんな世界が誇る日本のチームをご紹介します。

 

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数々の受賞歴を持つ、世界大会常連チームです。

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Photo Credit : ja.klear.com

 

ROYAL VOGUE

2014年のU-19部門優勝チーム、ロープの動きが世界一美しいチーム

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Photo Credit : doubledutchcontest.net

 

Groove line

世界大会2014年ジュニア部門優勝チームで、当時、リーダーは中学1年生からなる将来期待のチームです。

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Photo Credit : doubledutchcontest.net

 

PICK UP

Double Dutch Delight

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photo Credit : www.doubledutchdelight.com

Double Dutch Delightとは世界大会である、「National Double Dutch League Holiday Classic」の日本選考会になります。

世界大会で優勝を経験する日本のチームが集まり世界大会へのチケットを獲得するために行うこの大会は国内大会ながら、世界レベルの大会と言えます。

 

毎年夏頃から予選が始まるこの大会は、もちろん一般の方も観戦できる大会ですので是非足を運んでみてください。

 

ここで優勝したチームが世界でも優勝するかもしれません。


日本人の凄さ

ダブルダッチは日本が発祥ではないものの、日本人が世界大会常連でありほぼ優勝を勝ち取ります。

 

現在はオリンピック種目参入へ協会が動いているのもあり、ますます注目度の上がるスポーツで間違いないと思います。

今後の動向に目が離せません。

 

それでは。

 

ANSCO9 DAISUKE

 

参考画像 : http://streets-united.com/blog/urban-street-entertainment-for-guerilla-marketing-campaigns/

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