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数々のブランドとコラボする実力
みなさま
こんにちは。ANSCO9です。
ファッション業界は他ブランドやアーティストとコラボをする機会が多く、またコラボ商品は多くの限定商品としてものすごい価値を生み出します。
そんな中、数々のストリートブランドとコラボしてきたアーティストを紹介したいと思います。
KAWS
ディズニーとも仕事をしてきた実力者
KAWSというアーティストをご存知でしょうか。
Photo Credit : www.ablogtowatch.com
目元がバッテンで描かれたこのキャラクターはストリートブランドが好きなひとは目にしたこともあるのではないでしょうか。
ブライアン・ドネリー「KAWS」
1974年ニュージャージー州ジャージーシティー生まれのストリートアーティストで、彼はNYの街角の広告にバッテン目のキャラを描きこんだ作品で一躍有名になりました。
ニューヨークのビジュアルアーツでファインアートを学んだ彼は、1996年に卒業し、ディズニーアニメーションの背景などをフリーランスのアニメーターとして仕事していました 。
みなさまが知っている有名な作品というと、101匹ワンちゃんシリーズなどを担当していました。
Photo Credit : www.pinterest.com
1990年頃からアニメーターとして働いている傍ら、グラフィティアーティストとしては1990年代初めから活動をはじめ、ニューヨークの街中でビルボードやバス待合所、電話ボックス広告などに落書きするようになりました。
Photo Credit : onejamtart.com
全く世間には見向きもされ無い彼のグラフィティでしたが、だんだん人気が急上昇し始め、彼の作品を捜し求める人々が登場するようになりました。 これが彼のスタートになります。
人気が出てからの勢い
グラフィティアートは街中に突如出現するアートとして、人気のアーティストは有名になります。
彼も有名になり、その後ニューヨークを飛び出し、パリ、ロンドン、ベルリン、東京と活動が国際的になっていきます。
90年代の後半になると、KAWSはデザインと限定フィギュアのプロデュースを始めました。
Photo Credit : www.kawsone.com
このフィギュアがものすごい人気を生みます。
世界のフィギュアコレクターの間で話題を呼び、特に日本では広く人気となり、東京の青山にあるメディコム・トイと協同で運営するショップ、Original Fakeで毎週のように限定版のフィギュアとファッション商品が発売されていました。
「KAWS」のアートワーク
そんな彼の作品と作品の制作現場の映像をご覧ください。
Photo Credit : www.widewalls.ch
Photo Credit : www.pinterest.com
Photo Credit : prefuse.net
Photo Credit : infinitelegroom.com
世界を虜にしたコラボレーション
数々のストリートブランドとコラボした商品をご覧ください。
A BATHING APE BAPE x KAWS
Photo Credit : www.depop.com
NIKE x KAWS
Photo Credit : www.complex.com
SUPREME x KAWS
Photo Credit : shop.plaza.rakuten.co.jp
COMME des GARÇONS x Pharrell Williams x KAWS
Photo Credit : fab-media.net
Photo Credit : www.star-j.com
このようにKAWSの手にかかればコミカルでとても面白い商品が出来上がります。
PICK UP
なぜファッションブランドはコラボを多くするのか
ファッションブランドのコラボ商品はよく耳にすると思います。
最近ではファストファッションブランドですら高額な商品をコラボアイテムとして発表することもあります。
Photo Credit : edshere.wordpress.com
今の時代はブランドがとても増え、ファッション業界において新しいアイテムを作るのは至難の技となってきました。
たとえば例に出すと、各スポーツメーカーが出すハイテクスニーカーがいい例になります。
Photo Credit : www.fashion-press.net
ハイテクスニーカーは以前の記事「足下で決めるストリートスタイル」でも紹介していますが、自社の技術力を競ったスニーカーになります。
若者に人気のあるハイテクスニーカーですが、企業が頭を悩ました結果出たアイテムで、各企業が競争をしながらも新しいスニーカージャンルとして成功しました。
コラボが新しさを生む
コラボは有名ブランドとアーティスト、ライバルブランド、とすることでその会社には無いアイディアや技術があり、コラボすることで今までに無いアイテムが出来上がります。
Photo Credit : cloudkickers.com
なので限定感やファンが増え、相乗効果を生むことができるわけです。
なんでもコラボすれば売れるわけではなく、コラボの際の難しさなどもあるので決して簡単なものでは無いです。
今回のKAWSのように大成功する場合もあれば、失敗する場合も多いのです。
ブランド力は可能性を広げる
今回ご紹介したのはアーティストであるKAWSの紹介でしたが、彼はアーティストとしてストリートブランドをものすごく盛り上げました。
このようにストリート界で有名になるアーティストはこれからもどんどん登場すると思います。
自分の好きなブランドがこのようなアーティストとコラボを始めたら、買うしか無いですね。
それでは
ANSCO9 DAISUKE
参考画像 : http://theodysseyonline.com/dickinson/how-to-fake-knowledge-art-history/148135
