ついに正体を突き止める?
みなさま
こんにちは。ANSCO9です。
こちらのブログで何度も出てくるバンクシー。知らない方は少ないと思います。
バンクシーとはイギリスを拠点とするグラフィティアーティストで、描いてる姿を見ることはほぼ不可能で、ましてや正体を知る人はいません。
クオリティの高い絵を瞬時に描き、その一つ一つが高いメッセージ性を持つことから、描かれた壁面が観光名所になるなど、現代のグラフィティアーティストの中では群を抜いて目立つ存在です。
そんな彼の存在を今回はイギリスの放送協会「BBC」が特定したと報道しました。
バンクシーの正体を暴く
犯罪学をもとにした捜査方法
バンクシーの描く絵はクオリティがあるにもかかわらず、描いてる時間はものすごい短時間です。
Photo Credit : www.gizmodo.jp
今まで誰もが正体を知りたかったものの、特定までは嗅ぎつけずにいました。
実はこのバンクシー、過去にもいろいろな方法で捜索されてきたので、今回が決定的特定かは未だグレーな状態です。
Photo Credit : renote.jp
ジオファイリング
今回の特定にありついたキッカケがこのジオファイリングという、犯罪学をもとにした捜査方法で、警察など犯罪捜査ではよく使われる捜査方法になります。
Photo Credit : www.bbc.com
約140箇所のバンクシーが描いたと思われる絵を分布にし、そこに出入りのある人物を絞り特定していく方法で、今回その方法により特定さあれたのが、
Robin Gunningham(ロビン カン二ガム)という、過去にバンクシーでは?と疑われた人物でした。
ジオファイリングを駆使し家を特定したそうなのですが、このロビン氏はこれまで幾度となく疑われてきた人物で、10人に絞っていた中に含まれているそうです。
今でも落ちないバンクシーの人気
2015年、バンクシーはディズニーランドをモチーフにした、「ディズマランド」というテーマパークをプロデュースしています。
こちらは開園と同時に話題を呼び、バンクシーの人気が伺えました。
Photo Credit : casabrutus.com
Photo Credit : fundo.jp
また2016年3月下旬からは映画化も決定しており、今後のさらなる活躍に期待されています。
映画「バンクシーダズニューヨーク」は2013年ニューヨークで突如起きたバンクシーのゲリラ展示をドキュメンタリー化した映画で、当時ニューヨークで大きな話題となりました。
Photo Credit : www.uplink.co.jp
毎日1作品、街のどこかに落書きをし、路上では現地で数千万の価値がつくような本物の絵を、一枚7000円程度で販売するなど好き勝手にやりました。
こちらが映画の予告編になります。
この件でニューヨーク市長はアート性が無いなど真っ向否定をし、警察はバンクシーの逮捕を宣言するなど、大きな騒動となり今回の映画は注目されています。
日本でも公開予定で世界が映画公開を待ち受けてる中の今回の「人物特定」は何かしら影響が出るのでは無いでしょうか。
バンクシーの今後
もともとゲリラ的にグラフィティアートを繰り広げる覆面アーティストは今もこれからもますます目が離せません。
うまく切り抜けてきたバンクシーの次の動きはどのようなものなのでしょうか。
バンクシーの有名なグラフィティ戦争についてはこちらから「これを知らなくてはストリートを語れない「歴史的戦争」
それでは
ANSCO9 DAISUKE
参考画像 : http://www.uplink.co.jp/exitthrough/interview/