日本の伝統遊戯

みなさま

こんにちは。ANSCO9です。

 

日本では多くの方が経験される夏休み。田舎や昔ながらのカルチャーに触れた方も多いのではないでしょうか。

今回は古くからある日本の伝統遊戯がストリートパフォーマンスになっているということをご紹介させて頂きます。

 

「KENDAMA」は「けん玉」ではない

逆輸入されたパフォーマンス

日本では江戸時代から楽しまれている「けん玉」という遊びは、紐の付いた球を皿に乗せる・けん先にさすといったもので古くから親しまれています。

フランスで貴族などに嗜まれていた「ビルボケ」がけん玉のルーツだとする説もあり、世界的にも非常に一般的な遊びとして普及しました。

 

江戸時代に普及した「けん玉」は主にお酒の場での娯楽となっていたようで、若者向けのカッコイイカルチャーではなくあくまでも一般的な娯楽の一つとして流行したそうです。日本において1977年に「けん玉ルネッサンス」と呼ばれる一つのムーブメントとなったそうですが、これはもう40年近くも遡る出来事です。


 

今また「KENDAMA」が流行している

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Photo Credit : spingear.jp

アメリカの若者が日本からけん玉を持ち帰ったのがきっかけとなって、
今ではストリート界隈で自然なカルチャーとして拡がり、今ではプロ選手も存在する「KENDAMA」になりました。

ダンスやスケボーといった「カッコイイ」カルチャーの象徴と比較しても引けを取らず、

世界中の若者のカルチャーとしての支持を受け続けているのが「KENDAMA」です。

 

世界中で支持された「KENDAMA」

「KENDAMA」はなぜ流行したのか

ストリートカルチャーとして若者に浸透する遊びは共通して

 

1.音楽との親和性が高いこと

2.自由度が高く少人数でも楽しめること

3.インターネットで共有しやすいこと

 

が特徴としてあげられるではないでしょうか。ダンスやスケートボードも

YoutubeやInstagramなどに数多くのプレイヤーのパフォーマンスがアップロードされており、

世界中の人に楽しまれています。

 

世界大会も開催されている日本

「KENDAMA」発祥の地とされる「広島県・廿日市」

コマやヨーヨーといった木工玩具作りで「木工のまち」として

全国40%以上のシェアを誇るなどの木工の時代を築いた廿日市では

KENDAMA世界大会が現在でも開催されており、大きなムーブメントを起こし続けています。

 

 

日本発の「KENDAMA」=「夢元無双

日本で長い間伝統遊戯として親しまれたけん玉が世界に拡がり、

逆輸入した「KENDAMA」が日本でさらに熟成され、

「夢元無双」というプロダクトとして世界でも支持されているのをご存知でしょうか。

 

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Photo Credit : 一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク

 

「夢元無双」は廿日市の木工メーカー・イワタ木工が手掛けたシリーズで、

1万円を超える価格帯の商品でもその多くが日本中・そして海を渡り世界中のプレイヤーの手に渡っています。

 

KENDAMAに限らず、日本製のプロダクトは品質が非常に良いと海外から評価されていますが、

こういったストリートカルチャーのプロダクトにおいても高い評価を受けているようです。


 

ダンス・スケボー・DJ・BMXなど既に多くのパフォーマーから支持を受けている

ストリートカルチャーはもちろん、KENDAMAなどのプレイヤーが増え続けている

ストリートスポーツも非常に魅力的ですね。

 

まだまだ成長途中のストリートカルチャー「KENDAMA」

これからも更に世界中からの注目を浴びていくのではないかと期待しています。

 

ぜひみなさんも手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは。

 

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